京都府 耐候性調査
施工年月:2011.07
施工内容: アイゾールEX 耐候性調査 橋梁
2002年施工の鉄道高架橋補修工事に使用されたアイゾールEX(グレー色タイプ)塗膜の耐候性調査を行いました(施工9年後)。
-
アイゾールEXが塗布
2002年に国道1号線を跨ぐ鉄道高架橋の橋脚・床版下面にアイゾールEX(グレー色タイプ)が塗布されました。
-
紫外線劣化の影響を確認
日照の有無による、塗膜の太陽光の紫外線劣化の影響を確認しました。
橋脚南面(高架部直下にあたるため、日照なし)と、橋脚西面・東面(両面とも日照有り)の色差(※1)を計測しました。
(写真は南面色差測定の例) -
測定の結果
測定の結果、色差ΔE(南面-東面、南面-西面)=(0.865、0,924)でした。
この数値より、わずかに色差が感じられる程度であり(※2)、塗膜の変色が少なく、太陽光の紫外線に対して高い抵抗性があることがわかりました。
(写真は西面色差測定の例、橋脚左側の白色塗装箇所は他社製貼紙防止塗料) -
耐候性の高い塗膜
施工9年経過後も、塗膜のチョーキング(白亜化)がなく、耐候性の高い塗膜といえます。