アイゾールテクニカ

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表面保護工としてアイゾールEXを採用

2014.10.25

高知県発注の橋梁下部工補修工事にて、高分子系浸透性防水材アイゾールEXが塗布されました。
栄宝生建設(株) コンクリート構造物補修事業部の浜渦様・渡邊様より、今回の工事の概要とご感想を頂戴いたしました。

発注者 高知県中央東土木事務所
工事名称 道交地防安(修繕)第108-009-1号
県道大豊物部線(落合橋)防災・安全交付金工事
工期 平成25年11月8日~平成26年3月25日
施工工程 平成25年2月上旬~中旬(実質7日間程度)

当該橋梁が補修工事を行うに至った経緯

コンクリートの中性化に対する予防保全工事として発注された。

当該橋梁が補修工事を行うに至った経緯

当初、ケイ酸塩系含浸材による表面含浸工が設計されていた。

しかし、実際に現地調査結果で確認した際、中性化の進行が進んでおり、塗布効果が少ないと考えられたため、材料の変更が検討された。

検討結果後、二酸化炭素の遮断性が高く、塗布後の構造物を目視確認できる塗布材がよいとのことから、アイゾールEXに変更となった。

施工後のご感想

今回、設計されていたケイ酸塩系含浸材の場合、塗布後の散水養生等施工手間が多いことが課題となっていたが、塗布工程(2回)のみであり、施工性が向上したため、無事予定期間内で施工完了することができた。

また、撥水性を有する点を利用し、塗布確認として直接水をかけることで、完成検査の際に検査官の方に効果の確認をしていただけた。

201410-01