アイゾールテクニカ

COLUMN

「学校等エコ改修・環境教育モデル事業」でVOC規制

2005.03.01

2005年2月22日、環境省は学校校舎の改修にあわせて屋上緑化や断熱などの省エネルギー技術を導入する「学校等エコ改修・環境教育モデル事業」について報道発表を行いました。

1.「学校等エコ改修・環境教育モデル事業」とは

「学校等エコ改修・環境教育モデル事業」は、地球温暖化を防ぐ学校改修(エコ改修)を進めるハード事業と、こうした整備を利用した、学校と地域が協力した環境教育の推進や環境建築技術の地域への普及といったソフト事業を一体的に進めようとするものです。平成17年度予算案においては、一般会計及び石油石炭特別会計の予算を利用して、地方公共団体と協力して実施することとしています。なお、本事業の対象となる学校は、文部科学省等が進めるエコスクールの対象にもなりうるものです。

2005年2月22日 環境省 報道発表資料 より

2.VOC規制への動き

この取り組みの目的

  • 京都議定書に定められている温室効果ガス排出量の抑制
  • VOCを含む防水材などの建材の使用抑制による、生体の安全性確保

同事業では、校舎の改修事業と平行して、屋上緑化や社交による断熱といった学校の特徴に応じたCO2排出削減効果がある省エネルギー改修などを導入する自治体に対し、施設設備の費用を一部補助するというもの。対象は地方公共団体で、補助率は2分の1。
事業が決定したら、地域ごとに建築家や設備メーカー、学校教師などで構成する組織を設置する。そこで地域レベルの学校エコ改修計画を策定。検討の結果、シックスクールの原因のひとつと考えられている有害なVOCを含む防水材を採用しないと決定した場合には、その意向は尊重される。

新樹社発行 シールエージ 2005年3月5日号 より

VOCとは
揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)のことで、常温で気化する有機化合物の総称。トリクロロエチレン、トルエン、キシレン、ホルムアルデヒドなどの物質を指し、塗料、防水材で使用されている有機溶剤(シンナー臭の液体)は、VOCを含む。VOCは健康への被害が懸念されており、気化したものを吸入することによって頭痛やめまい、吐き気、疲労感、その他障害を引き起こし、吸引量によっては死にいたる危険性が指摘されている。
京都議定書とは
「気候変動枠組条約第3回締結国会議(COP3)」で採択された二酸化炭素など6つの温室効果ガスの排出削減義務などを定める議定書のこと。2005年2月16日に発効された。

3.アイゾール産業としての取り組み

キーワードは「水性」

私たちは、性能がよいのはもちろんのこと、生体・環境への安全性を第一に考えた建設資材の提供を行ってまいりました。有機溶剤の成分であるVOCを含まず、施工時に火気を使用しないため、CO2排出量が非常に低減されます。つまり、生体・環境への安全性に配慮した建設工事に大きく貢献することができるのです。